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ちょっと節約、とっても自由なドイツ個人旅行の体験記
自由旅行ならではの充実感やドキドキを
あなたにお伝えできれば嬉しいです。
 旅行について
●行き先: ドイツ =コース=
関空→ソウル→チューリッヒ→リンダウ→フュッセン→ネルトリンゲン→ローテンブルグ→ヴュルツブルグ→カッセル→ミルテンベルク→ハイデルベルグ→リューデスハイム→マインツ→フランクフルト→ソウル→関空
●時期: 初秋 9月3日〜9月12日 1999年 10日間
●メンバー: ドイツ語の話せない 2名 男女
●チケットの種類: 大韓航空 エコノミー格安航空券 オープンジョー
(行きの到着地、帰りの出発地が異なる航空券)
チケット購入のために
●旅行形態: 自由旅行 ある程度前もってプランは立 てていてもそこはフレキシブル、好きなときに好きな町へGo!
小荷物旅行(バックバックパッカーほど徹底してるわけでなく、スーツケース程大げさな荷物でもない)
←こんな感じリュック2つ 大きい方は出発時点で17キロはあった。さて誰が持ったのでしょうか?
●宿泊場所: ペンション、民宿系、安ホテル 原則節約できるところ。
2005年予算にするとツイン一室約6千円〜 シャワーが共同とか、都会、田舎により値段はかなり違います。 宿泊場所について詳しくは
●ドイツ国内移動手段: 主に鉄道 ジャーマンレイルパス(ドイツ国内鉄道乗り放題のパス)を利用 鉄道について
夫婦で旅したロマンチック街道周辺やハイデルベルクetc…
個人旅行の苦労も愛さえあれば!なんてわけ無く!? 二人が歩いた、見た、食べた、遊んだ、鉄道に乗った。色んな冒険を案内します。
1日目 関西空港出発 関空→ソウル→チューリッヒ
さあ出発。ドイツへ行くならルフトハンザの直行便!これがわたしの理想なのだけど、予算の都合で二人が選んだのは大韓航空。関空からソウルまで約2時間。1時間半の乗り継ぎ、そしてそこから更に約12時間でスイスのチューリッヒへ到着。(なぜチューリッヒかって?単純にドイツの南から入りたかったから)
エコノミークラスは身分相応、でもせめて直行便を利用したい。「時間はもったいないし疲れるし・・・」そんな文句を言ってても、大韓航空にささやかな楽しみを見つけた。それは機内食!機内食があなどれないのだっ。普通どの飛行機で何を食べようとそんな美味しいと思ったことは ない。肉もチキンも要らない、おにぎりが欲しい〜。いつもそんな感じのわたしだった。
だっ、だけど大韓航空のビビンバは違った!ほかほか、もっちり白ご飯、うふっ、ゆげが出てる。ご飯の上に具を乗せ、コチジャンといっしょに混ぜて食べる。絶品。
美味しーーーい。嘘みたいに美味しい!もちろん普通の食事メニューも選べたけど、もの珍しさにビビンバを選んで正解。これが本当に感動もの。すっかり二人ともこのビビンバに魅せられてしまった。
後で旅好きの旅行会社勤務の友達にこのこと話したら美味しいのは有名な話だった。 でもこれを飛行機を降りて食べたとして美味しく思えるかは・・・はてな?
チューリッヒに到着したのは夕方。そこで日本から予約しておいた小さなホテルに1泊。明日にそなえることにした。いきなり夫は寒気がすると体調不良。嘘でしょ・・・さっさと夕飯をすませて明日にそなえなければ!
たった一日のスイスの夜、フォンデュでおしゃれに過ごしたかった。でも結構高かったし、そんな優雅にごはんしてる時間もない。
結局選んだのは手早いピザ。今回の旅行、記念すべき初めての夕食がピザ・・・。何か悲しい気もしたけど、ここはスイス、子供の頃憧れたハイジのチーズだよ!無理やり気分を盛り上げるわたしだった。でもそれもむなしいけど・・・。そして部屋にもどり明日のためにと張り切ってガイドブックを開く→ふと横を見る→ご主人さま爆睡→ガイドブックを閉じる。
「旅行だよー」「楽しくいこうよ」「ちょっとだけ起きて〜」ゆさぶってみたけど、その声とどかず。死んだように寝てる。えっ、まさか!思わず息をしてるか確認。大丈夫だ。あの重い荷物、4歳児の重さはあるあの荷物を担当していたのは彼だったし、仕方ない。と、思いながらも不機嫌になるわたし。後で彼に「病人に機嫌を悪くするお前は鬼のようだったと」訴えられた。
2日目 チューリッヒ→リンダウ→フュッセン Zūrich→Lindau→Fūssen
鉄道でここスイスからオーストリアを抜けドイツに入るまでたったの2時間。今日は朝一番はりきってフュッセンへ向かう。今日の目標はディズニーランド、シンデレラ城のモデルともいわれるノイシュヴァンシュタイン城だ。
国境を越えるのでパスポートをチェックに来る。思わず緊張するふたり。何も聞かずにニコリ、”Have a good trip”と言ってパスポートを返してくれた。車掌さん素敵〜。日本でよい旅をなんて言われたことないよ。あ、でもパスポートを見に来たのは車掌さんと別で税関の人なのかな?まあとにかく憧れのヨーロッパ旅行気分を味わう。
いいねえ鉄道の旅は。車窓から見えるのはただただ広がる平らな草原地だけ。こんなところから地 平線?んっ?を見るなんて。ただただ広大な景色に圧倒されていた。
←(リンダウボーデン湖)途中リンダウで、フュッセンへの乗り継ぎ時間を利用し少し降りて見ることができた。ここはスイス、オーストリア、ドイツの3国に面するボーデン湖がありリゾート地として有名らしい。短い時間だったけど、湖を眺め、景色を楽しみ、朝市の雰囲気を感じながら、フルーツや野菜、お花などを見て周った。お土産物やさんも一杯並んでいた。
わたし達はリュック旅行者、いきなりお土産を買って荷物を増やすわけにはいかない。そんなことをしたら夫にずっーと恨まれる。ただ見るだけで、がまんがまん。
フュッセンに着いた。まず泊まるところを確保したい。ガイドブックに載ってたペンションに電話してみた。おーーー英語が通じない。でも日本語しゃべってる〜。しかも中途半端だ〜「いち、ふたり?今日?」さてさてこれは何人って聞いてくれてるのか、何泊ときいてくれてるのか。とりあえず泊まる場所は確保。駅から歩いて迷いながらもなんとかたどりついた。
そこは自宅の空き部屋を貸しているようだ。 「ドイツ人の家におよばれした気分♪〜」 とご機嫌なわたし。反対に夫は「おれこんなんイヤ、緊張する」と言って落ち着かない様子。なんでも経験しとかなきゃ。そして荷物を置いて身軽になると、ワクワクしながらノイシュヴァンシュタイン城へ出かけていった
駅からバスが出ているのだけどあきらかに観光客が大勢いる。どれに乗るの かも迷わずにすんだ。バスをおりてからは結構な距離を歩いていった。途中ブレッツェルの屋台があったので思わず買い食ってしまった。のんびりと人の流れについて行くと無事到着!
有名なノイシュヴァンシュタイン城→
(私がとった写真があまりにも下手だったため借り物です冬景色です)
お城はというと夢のようなすばらしさ。外観のあの形もそうだけど、中の装飾、オペラの場面を描いたという壁画なんかもすばらしかった。(残念だけど中の写真は撮っちゃダメ)お城の中から見るふもとに向かう景色も最高。
日本のお城とは規模が違う、というか全く別もの。お国変われば・・・だな。ここは当然のごとく日本人ツアー客も多い、時々紛れ込んでは日本語ガイドを盗み聞く。ふーん、これがルートヴィヒ二世のお城?未完成に終わったお城?だとは・・・ふむふむ。勉強になるなあ。 ところでルートヴィヒ二世って誰?
わたしは歴史に詳しくもなくただ見たその物を感じ、評価するだけだけど、きっと歴史を勉強し興味をもってきた人の得るものは違うんだろうなあ。夫に言わせるとノイシュヴァンシュタイン城はドイツに来たなら押えておかないといけない所らしい。何が基準なのかよくわからないけれど。まあとにかく今度来るときには少しは勉強してこよう。感じ方が数倍違ってくるはず。
そして見学も終わり宿泊先へ戻ることに、でもバスが一時間に一本だけ。途中雨も降り出し、傘を買うはめに。仕方ない、タクシーを呼ぶ電話があったのでかけてみた。ドイツ語でなんか言ってるのがわかったけ ど、ガチャ、切られた。そう、また英語が通じない。ここはドイツだ、英語に頼るのが間違いなんだ。涙、、、そして結局バスを待った。
寒いよぉ、お腹すいたよぉ状態。やっとバスに乗れて、町にもどり行き当たりばったりでレストランを選ぶ。だいたいのメニューが表のボードに書かれていて、値段の恐怖はなかった。味の恐怖はあったけども。
でもここが正解!ソーセージの盛り合わせとお肉付け合せのキャベツの酢漬け(ザワークラフト)美味しかったよ。これが本場の味なのね。そしてそれに添えられていたポテトときたら・・・普通のジャガイモ1個より大きい野球のボール大。誰がそんなに食べるんだ!?それだけでお腹一杯になりそうだった。今日は夫にもビールを飲む元気も出てきたようで素晴らしい一日になった。
3日目 フュッセン→ネルトリンゲン→ローテンブルグ
Füssen→Nördlingen→Rothenburg
フュッセンを発ちネルトリンゲンヘ。2回も乗り換えがあった。ローカル線,単線にも乗った。古い電車だったけど単純なわたしの中では外国の列車というだけで、ぼろいじゃなくて味わいに。わたし達の移動手段はジャーマンレイルパス(ドイツ国内電車乗り放題のチケット)だ。都度切符を買う手間もかからないし、この調子で利用するならもとは充分とれる、と損得を考えるさすがの大阪人。嬉し楽しい鉄道旅行にすっかりご満悦のふたり。
でもさすがに最初ほど外の景色に感動はしなくなってきた。変化無し。ちょっとあき気味… そうしているうちにネルトリンゲンに着いた。城壁が町を円く囲んでいる、とっても小さく町並みが可愛い。おもちゃの町に迷い込んだみたい。
その中心に聖ゲオルク教会のダニエルと呼ばれている塔へ登ってみた。階段は狭いし、歩くとぎぎぃーって音はなるし、上に行く人と下りる人がすれ違うのが大変だけど面白い。日本なら老朽化、危険とかでこんなんじゃあ開放しないんじゃないかな。
上から眺めるとよくわかる。本当に城壁が円く町を囲んでいる。きれい!一面にレンガ色の屋根をした家が立ち並びわたしがイメージするドイツの田舎、中世の町並みそのものだった。女性はきっと好きになるはず。でも、男性、夫にはそんな素晴らしい景色もそれだけじゃ物足りないようだった。(ちょっとわかる気もするけれど)
まあ、それより今度はお腹が痛くて、痛くて必死だったらしい。なのに必死に探して入ったトイレが有料で焦ったそうな。コイン持ってて助かったね。この町に寄った目的はこの円い城壁を見たかっただけ。だから即、次の目的地ローテンブルグへと移動した。
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